【活動報告】「Unity版 どうぞのいす」を作ってみよう! 〜子どもたちが思いやりの心を育む体験〜

いつもNPO法人Unityの活動にご理解・ご協力いただきありがとうございます。
Unityでは、学習支援に加えて、子どもたち一人ひとりの視野や心を広げる体験活動にも力を入れています。
このたび、セーフティーネットの皆さまのご協力のもと、小学生を対象に「Unity版 どうぞのいす を作ってみよう!」というイベントを実施いたしました。
イベント概要
「どうぞのいす」という絵本を題材に、他者を思いやる気持ちや協力する喜びを学ぶこのプログラム。
子どもたちは自分自身を登場人物に置きかえ、1人1ページの「物々交換の物語」をグループで協力して作成しました。
イベントのはじめには、スタッフによる小さな劇(「どうぞのいす」のワンシーン)で世界観を体感してもらい、物語づくりのインスピレーションにつなげました。
その後は、マジックや紙を使ってそれぞれのページを作成。
最後は順番をくじで決め、1冊のオリジナル絵本としてみんなの前で発表しました。
子どもたちの様子
普段の学習支援の場面とはまた違った表情で、楽しみながら、時には真剣な顔つきで取り組む子どもたちの姿がとても印象的でした。
- 「相手がうれしいかな?」 と考えながら物語を工夫する場面
- 仲間と相談し合いながら協力して作業を進める様子
- 完成した絵本を自信たっぷりに発表する瞬間
こうした体験を通じて、思いやりの心や自己表現する力、そして協働する楽しさを子どもたちが実感できた、非常に意義深い時間となりました。
今後に向けて
Unityでは、学習支援にとどまらず、子どもたちの未来に役立つ体験活動を今後も企画・実施してまいります。
「自分を表現する」「仲間と協力する」「他者を思いやる」
こうした力は、これからの社会でますます大切になっていくものです。
子どもたちが安心して挑戦し、学びを深めていける居場所として、これからも多彩な機会を届けてまいります。
ご協力いただいたセーフティーネットの皆さまに心より感謝申し上げます。
そして、イベントに一生懸命取り組んでくれた子どもたち、ありがとう!
今後のイベントも、ぜひ楽しみにしていてくださいね。
NPO法人Unity 理事長 目﨑 敦也/[セーフティーネット] 代表 森 彩乃