Unityとは

背景

1.貧困からくる格差

 経済格差と教育格差には密接な関係があります。経済的な理由により、学習機会が失われる子どもたちが、本来の才能や素晴らしい個性を発揮することができず、そのまま大人になり社会に出ることになります。

 子どもは家庭を選ぶことができません。そして、どんな子どもにも明るい未来が待っていることを私たち大人は忘れてはいけません。

2.10代の自己肯定感が低い

 日本の10代は他アジアや欧米と比較し、自分に自信がないことが国立青少年教育振興機構の調査で明らかになりました。また、生まれつきではなく、年を取るにつれ自己肯定感が低くなっています。

 その原因として「若者が自分の良さや強みを自覚することのできる環境が少ない」「若者が成功体験を得られる機会が少ない」「若者が失敗を恐れず挑戦する機会」が考えられます。

3.不登校生徒の増加

 2024年現在、不登校生徒が過去最高の人数になっていることが文科省の調査で明らかになりました。不登校になるまでに沢山のきっかけ・前兆があり、子どもは深い傷を負っているのです。

 不登校は様々な要因が複雑に絡み合っています。そのため、不登校を改善するには単発的な支援ではむずかしく、長期的、かつ、組織的に子どもたちをサポートすることが大切になってきます。

 不登校になることは全く悪いことではありません。これからの自分自身の人生を前向きに考えるきっかけになるのです。

活動理念

どんな子どもにも社会を大きく変える力がある。その力を最大限引き出し、子どもの背中をそっと押す。居場所の提供を通して、どんな子どもにも私たちが共に伴走する。そして、一緒に明るい未来を創造する。

活動目的

どの子どもも自分らしく、好きなように。たくさんの選択肢に溢れた環境でのびのびと。多くの好きが見つかるこの居場所、そして、切り開くべき道が見つかるこの居場所。小学生から大学生が受益者となり、社会に出て同じような活動を起こす。好循環な社会の実現がUnityの最大の使命です。

活動紹介

あじあーと(無料学習塾)

こどもの第3の居場所となれるよう、無料学習塾を運営しています。

無料体験イベント企画

こどもに様々な体験をしてもらうために、イベントの企画を行っています。

root for(不登校支援)

不登校のこどもの居場所となれるよう、オンライン上で不登校支援を行っています。

ローズチルドレン(児童養護施設内居場所)

児童養護施設に暮らすこどもに、薔薇を送る活動を行っています。